2017年度「IR活動の実態調査」 結果まとまる!

今回の調査は、日本版スチュアードシップ・コード(SSコード)や
コーポレートガバンンス・コード(CGコード)対応の実効性と、
ESG情報を含めた非財務情報の開示に焦点が当てられた。

両コードにより中長期の企業価値向上のための対話が着実に深まっている

両コード導入により投資家との対話において1年前に比べて行動・質問に変化が「見られる」という回答は、年々増加する一方、「見られない」「どちらとも言えない」という回答は減少傾向にある。変化が「見られる」「どちらとも言えない」と回答した企業に対して、どのような事象や実感があるか尋ねたところ、定期的な取材や面談において、「エンゲージメントを意識した質問が増えてきた」54.6%(前回54.2%)が最も多く、ほか「短期的な業績見通しの質問より中長期持続的成長に関する質問」や「事業内容をより深く理解した質問」が増加した。

非財務情報を企業価値と結び付けて説明することが課題、
またESG情報開示の認識高まる

非財務情報開示の課題として「非財務情報を企業価値と結びつけて開示・説明すること」55.9%、「財務諸表に表れない情報である非財務情報を投資家に理解してもらえるように説明すること」40.3%、「本業のビジネスとESG情報を関連づけること」30.8%が上位3項目。

非財務情報の開示で重要な項目は、「企業理念、経営ビジョン」「中長期の経営戦略・経営計画」「事業内容の強み、弱み」が上位3項目。

IR活動の目標-
「株主・投資家との信頼関係の構築」が前回に続きトップ

明文化したIR活動目標を有する企業は78.5%(前回73.7%)と増加。目標のうち優先上位の3つは、「株主・投資家との信頼関係の構築」「企業・事業内容の理解促進」「適正な株価の形成」。

個人投資家向けに行っているIR活動と成果を得られたIR活動

具体的な活動内容上位5項目:「株主向け報告書の充実」「ウェブサイトを個人投資家を意識したつくりにする」「証券会社支店などを利用した説明会」「株主優待制度の導入」「個人投資家向け説明会」。
成果を得られたもの上位3項目:「株主向け報告書の充実」「株主優待制度の導入」「個人投資家向け説明会」

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2017年度「IR活動の実態調査」をまとめました。