ビジネスパーソン基礎調査

Vol.01定年延長の影響を探る

ビジネスパーソン基礎調査

65歳雇用の完全義務化で、ビジネスパーソンの働く意識や生活はどう変わったか

調査結果サマリー

定年延長を控えた、会社人生のターニングポイントは48歳。
夢と不安を抱える40代後半と楽観的な50代後半。意識は対照的。

今年の4月に、いわゆる高年齢者雇用安定法の一部が改正、施行され、企業は、希望する従業員を全て「65歳まで雇用」することが義務づけられました。この「定年延長」で、ビジネスパーソンの働く意識や生活はどう変わったか、45歳から59歳までを対象に調査を実施しました。

POINT

  • 定年延長の内容は9割のビジネスパーソンが認知。4月の法改正は6割が認知。
  • 定年延長を控えた、会社人生のターニングポイントは48歳。
  • 7割近くが働く意欲を維持。半数近くの人がフルタイム勤務、今と近い仕事がしたいと希望。
  • 今後大事にしたいのは、趣味・余暇、体力づくり、地域コミュニティ。
    会社との関係は希薄化し、地元・地域とのつながりを重視する
  • 何かに取り組んでいる人は1割強。半数の人が今後の取り組みを検討・計画中。
  • 今後の仕事・生活・人生に対して「将来不安」が色濃い40代後半。50代後半は楽観視。

調査結果の詳細

定年延長の内容は9割のビジネスパーソンが認知。
4月の法改正は6割が認知。

「定年延長」の内容と「高年齢者雇用安定法」の改正とも、認知のスコアは年代が上がるに伴って上がっており、定年延長の時期に近づくほど制度を認知している人が増えています。
「最近になって定年について興味を持ちだして、ネット、テレビ、本で色々情報収集している。(50歳男性)「自分から積極的に調べることはしていないが、今勉強している中で、将来年金がこれくらいしかもらえないということもわかってきている。(51歳男性)との声もありました。
定年延長はビジネスパーソンにとって身近で重要な出来事として十分に認知・意識されているようです。

定年延長を控えた、会社人生のターニングポイントは48歳。

定年延長を踏まえた、「今後の働き方や人生の過ごし方を意識し始めた年齢」を尋ねた設問で、平均年齢をとったところ全体では48.0歳でした。また、定年延長を踏まえた「行動や準備を始めた年齢」の平均は48.6歳、「行動や準備を始めるべきだ(始めるべきだった)年齢」の平均は47.8歳でした。
「48歳」は、これまでの会社人生のラストコーナーに差し掛かった最後のターニングポイントと言って差し支えないでしょう。この年齢を境に、先に挙げた調査結果に見られるような意識や行動が大きく変化していくと思われます。

<日本経済社「ビジネスパーソン基礎調査Vol.1 調査概要>
◆調査期間:2013年7月10日(水)~2013年7月11日(木)
◆調査地域:一都三県~東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県
◆調査方法:インターネットリサーチ
◆調査対象:従業員規模50人以上の企業にお勤めの45歳から59歳の男性
◆サンプル数:518名
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